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JAZZかと思ったらAOR

え~ではこの曲を聴いて下さい。・・・・・って百聞は一聴に如かずって感じで、四の五の言う前にコレを聴けよ!と聴かせることが出来たらブログは不要なんですが、そう言いたくなる時もたまにあります。(YouTubeとか色々手段が有ることは存じてます。)

とりあえずYouTube付けてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=oBxlxQdjneA

で、今回そう言いたくなったのがコレ。

世界初CD化ですよ、超名盤(ルビに”レア”と附ってごまかしておりますが)ですよ、完全限定生産で既に新品は手に入りませんよ、って帯が無常にも語っておりますが、参加メンバーの凄いことも”赤字”で・・・・なんか漢字で書くと縁起悪いなぁ・・・強調されて、おお、おおすげエェなぁと思いますが、とにかくこのアルバムの1曲目を聴かないことには話にならない。っつうかいきなりキラートラックですよ。1978年ですから”ディスコ”を意識してるんでしょうが、スゴ面子の切れ味抜群のキメがバシバシ決まるバックにソウルフルなボーカルとメロウなメロディが乗っかってノリノリ・ルンルンてな感じです。ロニーのクールなキーボードもいい感じで文句なしですな。

http://www.youtube.com/watch?v=3nYw6mk81G0 

2曲目は超クールなインスト・フュージョンでクールダウンには最適な配置でGood。以後はインスト続きますが、6曲目がソウル系AORの王道なヴォーカル・ナンバー3連発!。で歌モノは出尽くしましたが、最後のタイトルトラックまで駄曲なしで聴かせてくれます。

で、ロニー・フォスターさんとは?となりますが、ひとことで言うとBlueNote系のオルガニスト。大雑把にくくってJAZZですな。ですが、このアルバムはAORじゃないですか、AOR。次のコレ(1979年!)も同様に聴かせまっせ。

 http://www.youtube.com/watch?v=8BxXolM-_Yo

どっちも新品は購入するとしたらヤフオクかAmazonのマーケットプレイスで2500円(既にプレミア)位出さんと買えません。ですが、TSUTAYAのオンラインレンタルDISCUS(ディスカス)でレンタル出来ます。

な~んでJAZZ系の人がAOR?ってのがミソですが、この時期(1978年頃)はディスコ流行りで売れる音楽=ディスコだったので黒人JAZZ系の方々がソウル&ダンス系がお得意ってのにディレクターが目をつけてその手のアルバムを提案するとか、AORのアーティストにバックで呼ばれる(スティーリー・ダンとかね)経験を”ネタ”にアルバム作っちゃうとか、まあ~色々想像できます。

で、実はAOR界?で有名なのがコレ。

ご存知、ハーヴィー・ハンコックさんですよ。マイルス・デイヴィスのバックメンバーだった事や多数のソロアルバム、近年の東京JAZZのプロデューサーなどJAZZ界では知らない人が居ないと言われる”大物”です。一般洋楽FANには80年代の”ロック・イット”と言った方が通用するかと思います。その”ロック・イット”が1983年の「フューチャー・ショック」ってアルバムですが、コレはその前年発売。既にAORが世間的には下火になって、みんながAORを忘れかけた頃に出てきたある意味名作。ちょっと前にCD化されて今ではプレミア付いてマーケットプレイスでは9,800円の音(”ね”を変換したらこれだ。ホントは”値”なんだけどちょっと洒落てねえか。9,800円の音がするんかいな。するかも)が付いたりしてます。

コレ、正直言ってその上の2作に比べるとAORガイド本に載っているくらいですからホンマもんAORです。全編歌物でバックがこれまた素晴らしい面子で作られておりまして、素晴らしい出来です。ドラムの大半がジョン・ロビンソン(出た!)で、作曲の大半がロッド・テンパートン・・・マイケル・ジャクソンのメインソングライター、曲によってプロデューサーがジェイ・グレイドン、ナラダ・マイケル・ウォルデン・・・・ホイットニー・ヒューストン、シャニースなどのヒットプロデューサーですが、バカテクドラマーとして有名。だったりして、まぁ~スゴ!。特にジェイ・グレイドンのプロデュース曲はデヴィッド・フォスター、ジェフ・ポーカロらが参加!!って事でかのエアプレイ再結成じゃぁ~あ~りませんか。この点だけでもAORフリークには外せない作品かもしれませんが、全般的に文句のない出来です。いや、本人ハーヴィーさんのヴォーカル(3曲くらいある。)だけは差し替え希望。

http://www.youtube.com/watch?v=CmVVetY7cB0

http://www.youtube.com/watch?v=_TZcJsPnAXw

http://www.youtube.com/watch?v=iDbzn-9GVw0

しかし、ハーヴィー・ハンコックさんのアルバムと言いつつテンパートンだとか、グレイドンとか、ウォルデンとか居て誰のアルバム?って感じです。覆面バンドにしてジャケをそれ風にすればAORで十分売れたんじゃないでしょうか。翌年、180℃方向転換して”ロック・イット”ですから別に個人名義に拘らくても良い気がします。しっかし、ホント振り幅広すぎのハンコックさんですね。

更新日時 : 2012年02月10日 | この記事へのリンク : 

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